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広島に近い倉敷市で生まれた私にとって、
原爆の日はいろいろな思いが交差する日だ。 小学校の時に行った原爆記念館でのショック。 フランスに来てから、医者に家族のほとんどが癌だということを言ったとき、 即座に「おうちは広島の近くですか?」と聞かれて びっくりしたこと。 映画「黒い雨」を見に行ったら、ヒステリックなほど泣けてきたこと。 フランス人のアーチストふたりが、 「今日は、原爆の日だね」とメールをくれました。 ひとりはmarie-france dubromel アラン・レネの映画作品「24時間の情事」をテーマにしている。 代々家に伝わるリネンを細かく切り、 「きみはヒロシマでなにも見なかった」という有名な台詞を書き、 それを組紐状にして作ったキモノ。 おかげで腱鞘炎になったそうですが、 意味深な作品です。 もうひとりは映像作家の Pierre Lobstein 原爆を経験した歌人の短歌を映像化したもので、 なかなかです。
憧れのグラナダに行って来た。
スペインは隣国なのにバルセロナしか知らないが、 なぜか愛着を感じる。 大好きなキューバやメキシコを通してかもしれない。 ![]() これはアルハンブラ宮殿での写真。 アラブ文化の洗練の極みなのだろうが、 なんせ暑すぎて失神しそうだった。 次回はぜひ、日暮れ時に行ってみたい。 一週間もいて、毎日、キャフェのテラスでダラダラしていただけだが、 そういうバカンスの過ごし方が気に入っている。 観光プログラムに追い回されるのは、絶対にいやだから。 カルメン広場では、アラブの春に続くデモをやっていました。 このことについて下記ページに書いたので、読んでいただけると嬉しいです。 http://webronza.asahi.com/global/2011080500003.html ![]() ![]() これは、私の家があるveron 通りの角にあるグラフィティー。遠くからみると、背伸びをした男の子がほんとうに落書きしているみたいに見えて、とても可愛い。 ![]() こちらはgermain pilon通りのアトリエの壁。日によって絵が代わることもある。 こんな具合にのどかなフランスだが、今、この国は2つの戦争をしている。 ひとつはリビアでカダフィ政権打倒のため、もうひとつはアフリカのコートジボワールでバクボ前政権に退陣を迫るため。国民の60%が参加している戦争とはいえ、戦時中という真実味が感じられないところが不気味になってきている。 メディアでも、福島原発の状況のほうが詳しく報道され、戦争のことはいまいち曖昧なまま。ほんとうに独裁者を倒すだけならば、もっと短期間で終るのでは?他に目的があるのでは?という疑問をもたずにはいれない。 一般市民が犠牲にならない戦争などあるはずがないので、きっと真相は数年後にわかるのだろう。
この週末から夏時間になったパリ。時計を1時間進めたのでいささか寝不足気味だが、春の陽射しに「写真を撮りたい!」願望が復活した。
これは近くのアベス広場にある「je t' aimeの壁」。各国の言葉で「愛してる」と書いてあって、最近はツーリストも訪れるモンマルトルの見どころのひとつになっている。てっぺんにいるのは、私が好きなストリートアーチスト、ミスティックが描いた愛の女神さま。「恋愛は無秩序、愛し合おう!」と言っている。 そういえば、この冬、パリではストリートアートが急増した。Banskyの映画「Exit Through the gift shop」の成功のせいかな? あしたからは、カメラをもって出歩き、気に入ったグラフィティは撮り逃さないようにしよう。 ![]() ![]() 以前は、パリ19区というとちょっと寂れた雰囲気で、白黒映画の中を歩いているような感じがしたものだ。もちろんそれが好きで写真を撮りに行ったりしていたのだが、ここ5,6年ですっかりブルジョア・ボヘミアン化した。 その19区のrue solitairre (孤独通り) に、女性専用ハマムがあると聞いて行ってみた。8人くらいしか入れない小さなハマムなので予約が必要だが、期待以上にゆっくりできたのでお知らせします。モロッコ風のインテリアでとってもシック。働いている女の子たちは、みんなアラブ系フランス人の若い元気な女の子たち。普通は、たくましい腕のおばさんがゴマージュしてくれるものだが、ここは「こんな細くてどこにそんな力が?」と思うような、女でも惚れそうに美しいソフィアさん。 ハマムに行った帰り、同じ通りでこのアパルトマンを見かけた。めずらしい色合いの鎧戸がついていたので立ち止まったのだが、よく見たら、ダビデ像が立っていて、その下で綺麗好きそうなおばさんがお掃除に勢を出しているという、おもしろいシーンでした。
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